DominoのMIDI出力設定を行った後、ノートを打ち込みを始めようとしたけれど、「四分の三拍子で曲を作りたいのに、ピアノロールの表示が四分の四拍子になっている、、、」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、ピアノロールの拍子の変更方法について書いておきます。

Dominoのピアノロールの拍子は、メニューバーの「挿入」と書かれている項目の中にある「拍子」をクリックする事が変更できます。

「拍子」をクリックすると、「拍子の挿入」という画面が表示されて、上のプルダウンで拍子の分子、下のプルダウンで拍子の分母を設定できます。
上のプルダウンで「3」、下のプルダウンで「4」を選択した場合、ピアノロールの表示が「3/4拍子」に変わります。

注意するのはシークバーの位置

ただ、注意しなくてはいけないのは、「拍子」の変更は、ピアノロール画面のシークバーがある位置からになります。
例えば、シークバーが「3小節目」にある状態で、メニューバーの「挿入」の「拍子」をクリックして、「拍子の挿入」画面で拍子を変更すると、シークバーがある「3小節目」から「四分の三拍子」の表示に変わり、「2小節目」までは「四分の四拍子」のままになってしまいます。

ですので、楽曲全体で「四分の三拍子」にしたい場合には、まず、シークバーをピアノロール画面の先頭に移動させて、その後、「拍子の挿入」で拍子を変更するようにしましょう。

また、逆に言えば、楽曲の途中から拍子を変更する「変拍子」系の楽曲を作る場合には、拍子が変わる小節の頭にシークバーを移動させて、拍子を変更する事で、「変拍子」の楽曲も作りやすくなります。